ハシブトガラス(嘴太烏)とハシボソガラス(嘴細烏)
ハシブトガラス【体長:56cm、渡り区分:留鳥、鳥撮りランク:なし】
ハシボソガラス【体長:50cm、渡り区分:留鳥、鳥撮りランク:なし】
※ カラス科
- 日本のカラスは、クチバシが太いのと細いのと2種類います。
- カラスの名前は鳴き声からきているようです。
- カラスは頭が良くて、遊び心があります(下の写真、動画参照)。
- カラスは顔を覚えます。カラスに悪戯すると攻撃される危険があります。
ハシブトガラスの鳴き声
ハシボソガラスの鳴き声
2つのカラスの鳴き声
- ハシブトガラスは「カー」と「アー」の間ぐらいの澄んだ鳴き声です。
- ハシボソガラスは「カー」と「ガー」の間ぐらいの少し濁った鳴き声です。
カラスに毎朝挨拶しましょう!
- 2017年ごろからネットで話題になり、流行っています。
- カラスに毎日、「おはよー」とか「よっ!元気?」とか挨拶していると家のゴミを荒らさなくなるようです。
- 言葉は理解できなくても態度でわかります。仲間、お友達だと思ってもらえれば、お友達に対しては悪いことはしないし、お友達の物(ゴミも含む)も取らないようです。
- この話しを近所の人にしたら、実践していて、畑の作物を取らなくなったようです。
【皆さん、是非、やってみましょう!!】
カラスのスリルある遊び
- カラスは、自分より大きくて強いワシやタカに悪戯して怒らせる遊びが大好きです。
- ワシやタカは、通常は面倒なので無視したり、逃げたりしていますが、たまにキレます。
- ワシやタカがキレて、逆襲してきたら、カラスは「キャ~」とか言って(言いませんが)逃げるのです。
- 当然、逃げるのに失敗すると餌食になります。スリルある遊びです。
- 下の写真の相手はトビです。右側の写真、「キャ~」と言って楽しそうに逃げているように見えます。
カラスの悪戯
- 下の写真は、コハクチョウの子供に悪戯しているところです。
- 左側、コハクチョウの子供たちはカラスに無関心でしたが、後ろからカラスが飛び蹴りです。
- 右側、その後、コハクチョウの子供たちはカラスが悪い奴、怖い奴だと学習して逃げまわります。
【補足】
- コハクチョウの子供の後ろで首を伸ばして見ているのは親(お父さんとお母さん)です。
- 危険はないと判断して、カラスを攻撃することもなく、見ているだけでした。教育のためでしょうか。
カラスのクルミ落し
カラスのクルミ落し
- 3年ほど前(たぶん)から多摩川の河原で、カラスがクルミを落して割る技を覚えました。
- その後、他のカラスも真似して、カラスの間で流行っています。
- 高いところからクルミを落し、割れていなかったらリトライを繰り返します。
- この動画カラスは要領が良くて、斜め上に飛んで上昇し、クルミを落しますが、次は逆方向の斜め上へ飛びます。X(エックス)飛びです。
- 要領の悪いはカラスは、苦労して真上へ飛ぼうとしたり、ランダムに落したりします。